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タバコを一日3箱以上すってた私が禁煙できたのは… [禁煙]

店員:「おタバコ、すわれます?」
 私:「いいえ」

当たり前のように答える私は何を隠そう、27年前までは
タバコを一日3箱以上すうヘビースモーカーだったんです。

当時は、今とは比較にならないくらい、どこでも堂々とタバコがすえたんです。
なんと、電車の中でもすえたんですから、
いまどきの若いヒトにとっては考えられない光景でしょ。

よく母親から「タバコは体に悪いからヤメナサイ!」
「子供ができたんだから、タバコは赤ちゃんにも良くないよ、この機会にヤメナ!」
さらに、「タバコやめたら、かあさん、あなたに10万あげるから」

そこまで言われても、タバコをやめなかった、というよりはやめられなかった。

ところが、こんな私にも転機がやってきた。

うちのオッ家内に言われ、しぶしぶ暮れの大掃除の手伝いをした。
気になったのが居間の掛け時計、文字盤が汚れでくすみ、よく見えない。
洗剤を吹きかけたところ、泡と一緒に茶色い液体がドロッとたれてきた。

「エッ、これってもしかしてタバコのヤニ? キタネェー!」
思わず叫んでしまった。

次に、居間のレースのカーテンを洗濯機にほうり込んでスイッチをいれた。
しばらくして、洗濯機の中をのぞいてビックリ!
洗濯水がタバコのヤニと汚れでドロ水のような状態になっていた。

「こんなもの体の中にすいこんでいいはずないよ!」
「もうタバコはヤメタ!あと2日もすれば新しい年がやってくる。いい機会だ」

そして迎えた新しい年はまもなくして、年号が平成にかわった。
正月明け仕事が始まると、タバコをやめた私に、同僚がからかい半分で
なんどかタバコをすすめてきたが、そんな誘惑にも負けず禁煙することができた。

「やればできるんじゃないの、エライネ!」と、家内もほめてくれた。

いぜん母から「タバコをやめたら10万あげるよ」と言われてから1年後の禁煙だった。
母に禁煙の事実を告げたが「よかったね」だけでお金の話はなし。

10万を手にすることはできなかったが、もっと大切な健康を
手にすることができたわけだから,よしとしよう。

意志をもってムリにやめようとしても遅かれ早かれ、その反動がやってきて
挫折してしまうことが多いようだ。

タバコが体に良くないことを具体的に”イメージしてみる”

私の場合、タバコをすいたくなった時は
”タバコのヤニまみれになった掛け時計”と
”タバコのヤニでどす黒く汚れた洗濯水”をイメージすると
”きたない”、”いやだな”とか”ぞぉ~とする”
こんな不快な感情がわいてくる。

すると「ヤメヨッ!ヤメタ!」という気分になり
タバコをすいたいという衝動をおさえることができた。

このイメージの力はスゴイヨ!

禁煙を考えている方は一度試してみてはいかがですか。(意志の弱い男より)


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